どうして? 寒くなると風邪でもないのに鼻が詰まる!

春先になるとアレルギー性鼻炎を発症する人は多いですが、秋になって何だかわからない鼻炎に罹る人もいます。
かつての私がそうでした。
毎年秋深くなる頃に鼻がスンスンし始めて、そのうちに油断するとタラーと流れてくるように。
そうかと思うと両方の鼻の穴がガッチリ詰まって息が出来ない、という苦しみに苛まれ続けました。
夜、眠れない。 昼間もなんだか集中できない。 どーにかして少しでも鼻から空気を吸いたい!
どうしても口呼吸になるので、風邪もひきやすくなって散々な状態です。
思い出せば幼少の頃、よく春の健康診断で引っかかっては耳鼻科へ通っていましたが、その頃は自覚症状は特にありませんでした。 でもその頃から確かに言われていた「骨格に問題があるね」と。 それが十数年後にきっちりと現れたのです。
最初は原因がよくわからず…
10種類以上のアレルゲンでアレルギー検査をしても反応なし。 もしかしたら寒暖差に反応するのでは?ということらしく、血管運動性鼻炎と診断されました。 要するに鼻粘膜の自律神経が過敏に反応しすぎてしまうということ。 これはこれで寒暖差に対するアレルギーですが、一日中同じ温度の中で過ごすわけにもいきませんから、対処のしようがないのです。耳鼻咽喉科で処方される飲み薬は全く効かず、点鼻薬と鼻うがいでしのいでましたねー。 鼻うがいは塩水を鼻から吸い込んで口から吐き出すという荒々しいヤツですが、結構気持ちイイですよ。 真水だと鼻がヒリヒリと痛いのでオススメしません。 よくやってたのがシャワーを浴びながら、掌にためたお湯を鼻から吸い込んでペッと吐くという、はしたないようですがコレも大変気持ちがイイ。 お湯なら塩水でなくても痛くありません。
あくまで一時的なもので、すぐ鼻づまり復活しちゃうんですけどね。
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こんなにひどい鼻炎でしたが、どういうわけか完治したんです!
夏以外の春秋冬、鼻づまりと鼻水に悩まされ続けましたが、今ではすっかり完治しています。この手の鼻炎は環境にも左右されるといいます。
ある年の秋、仕事を辞めて3週間ほど地中海方面を旅行した時のこと。旅行中は自分が鼻炎持ちということを忘れるくらい快適に過ごせたのです。 そしてその年から、鼻炎が劇的に軽くなりました。 翌年秋もスペインに3週間ほど旅行して、さらに症状は改善されました。
この2度の旅行で体質が変わったかと思うくらいでした。
なんだ、もっと即効性のある方法が知りたいんだよ! しかも海外旅行しろなんて金もかかるし、3週間とか冗談じゃねーよ、という方がほとんどでしょう。
でも、頑固な鼻炎も治るきっかけがある、ということです。
ただ、鼻炎にもいろいろな原因がありますし、中には恐ろしい病気が隠れていることもあります。 まずは病院で診てもらうのが先決です。