そもそも、ミニマリストなんて言葉それほど聞きませんが、なぜに流行語?
今書いて気づいたんですが、「そもそも」を「そもそも」とか「ほぼ」を「ほぼほぼ」って言う方が最近よく聞くなー。あ、関係ありませんね。 そもそもそれはただの言い方にすぎないし。
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「ミニマリスト」って「断捨離」にも繋がると思いますが、
「断捨離」はなんだか宗教的な響きで、終活に向けて自分で片付けてまーすみたいなイメージでした。
でも、「ミニマリスト」っていうと、とたんにスタイリッシュなライフスタイルみたいに聞こえます。
もともと、モノを持たない生活を貫いてきた人ならいいんですが、
そうじゃない人がミニマリストになるにはまず、「断捨離」が必要です。
余計なものをかなぐり捨てた、
スッキリとした清々しい部屋で、
吟味して、納得して、厳選した必要最小限なものだけと暮らす。
気分良さそうですね。 頭の中までクリアになりそうです。
それじゃ明日からやってみようかね。。。
、、、いや、やっぱりムリです。
私が思うに、ミニマリストになるのに一番の障害は「服」ではないかと。
私は長年アパレル販売をやっているので、自室で一番のさばっているのは洋服たちです。靴やバッグも数えきれません。
冷蔵庫や、洗濯機、電子レンジはひとつあれば良いですが、服はそうはいきません。
そしてピンキリですが服は、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジよりも余裕で高価だったりします。
だから簡単に捨てられないのです。感情も思い切り入ってますし。
しかも洋服の一枚一枚は小さいので、まあいいかと仕舞いこんでいくうちに、どんどん膨れ上がるのです。
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仮に膨大な洋服を処分できたとしましょう。
少ない服を着回すのもまた、工夫とセンスが必要です。
ヘタすると、「あの人、どんだけ同じ服着倒してるの?」
となりかねません。
自分の家の中がスッカラカンなのは周囲にバレませんが、
ワードローブのスッカラカンは周囲にバレます。
旅行やパーティーがあれば、新しく服を買いたくもなります。
それを我慢して、今まで何度となく着た服で平然と登場するのは、つまらない。
逆に、着回し服なのに新鮮に見せるテクが身につけば、モチベーション上がるかもしれませんが。
実は私もミニマリストだった時期がありました。
一人暮らし経験者ならほとんどの人が最初はミニマリストだったはず。私の場合、同居人が出て行った日、夜に仕事から帰ってきてマンションのドアを開けたら、部屋が見事にからっぽだったことがありました。
しばらくの間、布団しかない部屋で生活しましたが、それが意外と快適でした。
狭くて散らかっていて、イライラしていたのがウソのようにスッキリした気分でした。
今でもそれが少し懐かしいのです。 でも、出来ないなあ。