認知症は脳の酸欠状態によって進行していく。
認知症ドライバーが歩行者を次々とはね、2名が犠牲となった悲惨な事故が記憶に新しいですが、最近、認知症問題が特にクローズアップされているような気がします。
呼吸が出来なくなると真っ先にやられるのが脳神経細胞です。
溺れた人が脳に後遺症が残ったりするのは、脳神経細胞のダメージによるものです。
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同じように、加齢により呼吸機能が低下すると、脳にまわる酸素が減って酸欠状態となります。
そして緩やかに緩やかに脳細胞が死滅していくのです。
そんな恐ろしい脳の酸欠を食い止めるには、ウォーキングで無理なく呼吸機能の改善をしていくことなんです。
ただ歩くだけで認知症の予防になるのなら、お金もかからないし、肥満の予防や改善にもなるし、
体力もつくしで言うことない、と思いませんか?
ただし、ダラダラ歩いていたのではダメです。
歩幅を少し大きくして、軽く息があがるくらいのペースで一日30分。
大きく腕を振って歩くと上半身も鍛えられます。
しかしそんな、簡単に歩けって言われてもねえ。
「歳取ると、膝や腰が痛くなるんだよ。張り切って歩いたらその分、次の日はもう痛くて痛くて」って人も多いと思います。
そんな時は無理せず、ゆっくりで良いと思います。
身体を思うように動かせない分、歩きながら暗算をするとか、脳を動かしてみてください。
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とにかく、外に出て歩けばいろいろと刺激があります。
季節の移ろいや、新しく出来たお店など、気づきも楽しめますし、久しぶりに知り合いにバッタリ会うかもしれません。
さらに、日光を浴びることで認知症予防に効果があると言われている、ビタミンDを摂取することができます。
なので、雨の日や夜はやめておきましょう。危険だし。
毎日ウォーキングしなくても週3日くらいで全然OKです。
1日、1時間。 途中でいくら休んでも構いません。
否が応でも生活にウォーキングを取り入れてみる
私は人と関わるのが面倒くさいと考えるタイプだし、スポーツなども一切やりません。いかにも認知症になりそうな資質を持った人間です。
それでも、健脚ぶりには自信があります。 交通費を少しでも浮かそうと毎日通勤で30分歩くし、一日中立ち仕事です。
休日は2駅分歩いて、安いスーパーに行く貧乏性です。
(だってバスや電車に乗ったら安いはずの買い物が高くつきますから)
そしてやみくもにお買い得品を買いこんで、重い荷物で筋トレ状態になりながら、
「さて、何を作ろうか?」と少ない脳細胞を駆使しつつ帰宅します(笑)