バター不足の理由を知ると本当にバカバカしくなる

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今年もやっぱりバターが足りない!

クリスマスが近づいてくると、

いつもに増して感じる、バターの品薄。

牛乳やチーズはあんなにギッシリ並んでいるというのに。

売れるとわかっているのにどうして作らないの?

メーカーはバカなの?

いえ、メーカーは悪くありません。

むしろ、メーカーは被害者です。

 

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実は、このバター不足は

「農畜産業振興機構」という謎の団体が巻き起こしている、

不可思議な現象なのです。

 

バター用の生乳は買取価格が安く、

酪農家は一番高く売れる牛乳用として出荷したいので、

ただでさえ、バター用の生乳が不足してしまうという一因があります。

 

では海外から安く輸入してはどうか、というと

バターの関税はものすごく高く設定してあるので、

結局、仕入れ値の3倍ほどに高騰してしまうのです。

輸入バターを売り場で見かけることがないのはこのためです。

それでも輸入バターはフレンチレストランや、パティスリーなどでは必要です。

 

バター不足で儲けているヤツらが居る?!

これだけの関税を課すのは、

国内の生産者保護のためだということはわかりますが、

その関税でガッポリ儲けているのは、

例の謎の団体「農畜産業振興機構」なんですよ!

なんてズル賢いんでしょうか!!

 

さらにこの「農畜産業振興機構」は、

バター輸入に関する権限をすべて握っていて、

輸入量や、輸入する時期などを自由にコントロールできるという、

ふざけた特権まで持っているのです。

 

そしてなんと、この「農畜産業振興機構」は

農水省の天下り団体なんですよー!!!!!

天下り団体なんて、もともと世の中に必要のない組織ですから、

この仕組みは害悪以外の何モノでもない、と思うんですけど!

 

「農畜産業振興機構」が儲けるために、

バターを利用しているんです。

何も生産しない、汗水ひとつ流さない天下り団体が一番儲けている。

バカバカしいったらありゃしないですね。

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私の友人に酪農家の娘がおりまして、

そこの家の搾りたて生乳を使い、

バターチャーンという木製の樽みたいな形の手作りバター製造機で、

大量にバターを作ったことがありました。

ちょっと塩を入れすぎましたが、出来たてバターは本当に美味しくて

料理にもケチケチせず豪快にバターをフライパンに放り込んでました。

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そのバターを分けてもらい、東京に持ち帰ったとたん、

冷凍庫にしまいこみ、チョビチョビと削って使うという

打って変わってセコくなった私でした。

だってバターは本当に貴重品なんですから、どこぞの天下り団体のせいで。

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