新年早々、スタバの悲劇

今年も福袋目当てに何時間も並んだ人がたくさんいたことでしょう。
中身が大満足の超お買い得袋だったらいいのですが、
鬱袋をつかまされた時の脱力感といったら…
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そんな中、とあるスタバではせっかく用意した108個の福袋が
先頭に並んでいた客にすべて買い占められて
速攻で完売という悲劇が。
寒空の下、2番め以降に並んでいた人たちはひとつも買えず…
しかも、先頭の人物はレジャー用折りたたみ椅子を置いていただけで、
本人は近くに路駐した車の中で優雅に待機していたというから腹立たしい。
スタバも個数制限すれば良かったのに。
どうやら買い占めた人物はコワモテ系だったらしく、
なす術もなく一人に108個持っていかれたのでしょう。
福袋転売をビジネスにするヤカラ
そしてその直後にヤフオクではスタバの福袋が大量出品されました。
上の画像はその人物がインスタグラムに投稿したものです。
ダンボールの中にも福袋がギッシリだそうです。
福袋に全然興味のない私ですら
この話には腹が立ちますわ。
それにヤフオクで買う方もどうよ?
福袋大6,000円と小3,500円、
セットで13,000円くらいが落札相場みたいです。
結局、あのブランド力に崇拝してる人なんでしょうが、
アパレルブランドの福袋と同じですよね。
買ってから開けるまでのささやかな楽しみ?
毎年毎年、年末になると大手百貨店をはじめとした商業施設は
こぞって福袋をつくり、
メディアは張り切ってそれを宣伝してくれます。
日本人ってそんなに質より量を重んじるのでしょうか?
値段以上のモノが入っているからといって
いらないモノだったら嬉しくもなんともない。
ミニマリストが見たらきっと卒倒するほどのムダ使い。
かつて私も福袋を売る側だったのですが、
まあ微妙な気持ちで袋づめ作業してました。
売れなくて大量に余っていた洋服が中心ですから。
もちろん、値段的には福袋価格の5倍くらい入ってますけど、
ちょっと着こなしにくい代物ばかり。
これ買って喜ぶ人がいたとしたら、
よほどのセンスの持ち主か、その真逆の人でしょう。
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お買い得福袋にもワナが?
買ってみたら中身が素晴らしく、急いでもう一つ買いに走ったという人もいるでしょう。
でも、中身がまったく同じだったなんてことも多々あります。
本来福袋は運だめしというか、縁起物として買うものなので、
欲ばって「もっと欲しい!」というものではないのです。
ただし、都内百貨店の I丹 は福袋の基準が高く、
チェックが厳しくてかなりダメ出しされました。
当然サイズ別に作るので、買ったけどサイズが合わないというリスクはありません。
さらに、ちゃんと一袋でコーディネイトが完結しなければいけません。
(限られた商材でコーディネイトってハードル高いわ)
そして、もちろん難あり品はNGです。
ちょっとしたシミや汚れまで容赦なくハネられました。
私が客ならこのクオリティでこんなちっぽけな汚れくらい許すけどなー。
それでも総じてアパレルの福袋は
ギャンブル性が高いといえます。
そのブランドのものなら何でも大歓迎!
という盲目的なファンでなければ、福袋なんて大抵は鬱袋ですよ。
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