謝罪会見の謎
どうしてたかがアイドルグループの解散劇を国をあげて、これほどまで大騒ぎしなきゃいけないのかと、
冷ややかな目で見ている人たちも多いと思います。
私もそうです。
でも、今回の騒動はジャニーズ帝国の闇を垣間見たような感じで、
ちょっと興味深いものがありますね。
スポンサードリンク
19日朝、どの局も一斉に流した謝罪会見。
この会見でなぜか木村拓哉がセンターに立ち、
本来センターに立つはずのリーダー中居正広が下手に立っているという不思議。
結局、彼らは何がしたかったのですか?
本当は独立したかったのではないのですか?
中居クンは並々ならぬ覚悟を持っていたのでしょう。
ジャニーズ事務所という芸能界の大御所組織を離れてまで
自分たちを育ててくれたマネージャーについていく男気。
それはそれでいいじゃないですか。
木村拓哉は裏切り者なのに
しかし、一番人気を誇るあの男がジャニーズに残ると言い出して、独立計画が頓挫してしまったのです。
私みたいにSMAPがどーなろうと別に興味ないわっていう人間から見ると、
それじゃー、木村クンだけピンで活動して
SMAPは残る4人でやればいーじゃない、って思うんですが
いきなり、解散?って騒ぎになってしまいました。
そして、この一大危機を脱しようと木村クンが奮闘し、
あのジャニー喜多川氏をとりなして、
4人をジャニーさんに謝らせて、なんとか解散を免れることができた、
というおめでたいストーリーが展開しました。
心配で夜もおちおち眠れなかった国民もこれでひと安心ですね!
ってこれじゃ、木村ヒーロー物語以外のナニモノでもありません。
中居クンの表情からは屈辱感というか憮然としたものを感じます。
前で組んだ両手は本当は拳を握りたいところでしょう。
「左手で右手をつねっている」
とも言われていますね。
裏切り者にドヤ顔でセンターに立たれている屈辱。
会見の最後に5人が頭を深々と下げるのですが、
メンバーの誰よりも角度が浅かった、
というのも彼の本心が現れているかのようです。
(中居クンはいつもは一番深く頭を下げるらしいです)
スポンサードリンク
近藤真彦という存在
そういえば、正月番組でいまや恒例となった
「松本人志のすべらない話」で、
中居クンは、「近藤真彦の息子」について語りました。
この話、たまたまテレビを観ていた私ですら
「うわ〜〜」
とのけぞりました。
去年大晦日の紅白歌合戦のトリが、
なぜか近藤真彦だったという
「はあ?なんで??」みたいな空気の中、
中居クンの話は衝撃的で、しかもタイムリーでした。
同時によくぞ言ってくれた!と
彼の勇気に感心しましたねー。
ジャニーズ事務所はどんだけ社長の私情に支配されているのか!?
という話のようでもあり、
いやいや近藤真彦がそれだけ大物なのだ!
という話にも聞こえます。
(前者の方としか思えませんが)
まあ、あの中居クンの「すべらない話」を聞けば、
近藤真彦の好感度が(さらに)下がること必至でしょうし、
自分の失敗談として笑いをとりながら、
ジャニーズという権力組織を皮肉っているようにも聞こえました。
こんなジャニーズのタブーを暴露してくれた中居クンにはきっと
「もうジャニーズと決別してもいい」
くらいの覚悟はあったのだと思うのです。
「松本人志のすべらない話」(クリックで詳細が読めます)
★芸能ニュースに関するこんな記事もあります
メリー副社長に自粛、退陣を求める署名運動
ASKAブログはなぜ公開直後に削除されたのか?