「下町ロケット」? いえ「下町ボブスレー」です!
東京都大田区の町工場と、
ジャマイカのボブスレーチームがタッグを組んだ「下町ボブスレー」
これ、めっちゃクール・ランニングとかぶるんですけど!!
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「クール・ランニング」とは1994年公開のコメディ映画です。
ジャマイカのオリンピック選考レースで、
引きずり込まれて転倒し合い不合格となったスプリンターたちが、
どうしてもオリンピックに出たいがために、目をつけたのが
当時のジャマイカでは競技人口ゼロのボブスレー。
雪なんか見たこともない選手たちが奮闘して、紆余曲折、波乱万丈を乗り越えながら、
1988年のカナダ・カルガリー冬季オリンピックに出場したという実話が元になっています。
初めて見る雪と体験したこともない寒さに早くもビビリ、
ドイツやスイスのチームに「何しに来たんだ?」とバカにされ、
当然、世界の壁は高くレベルがあまりに違いすぎて
ただの嘲笑の的になっていたジャマイカチーム。
そんな逆境にもめげず、ジャマイカ人特有の身体能力と天性のノリ?で
自分たちのボブスレースタイルに目覚めて
生まれ変わったような素晴らしいパフォーマンスを見せたにもかかわらず、
資金がなくボロいソリだったために
ソリのビスが外れてバランスを失い大転倒。
でも、彼らは最後まで誇りを失わず
壊れたソリを4人で担いでコースを完走した姿に世界中が感動し、
バカにしていたドイツチームは彼らを拍手で迎え、
「4年後にまた会おう!」と約束しました。
長々と「クール・ランニング」のストーリーを語ってしまいましたが
なぜ、下町ボブスレーがこの映画とかぶるのかというと、この「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会」(長っ)は
もともと当然ながら、日本代表チームに提供するソリを開発していました。
ところが、日本代表チームはこの「下町ボブスレー」を公式ソリに採用せず、
ドイツ製のソリを採用することに決定。
それでもオリンピックの夢を諦めない「下町ボブスレープロジェクト」は
広く海外に呼びかけ、それに呼応したのがジャマイカチームだったのです。
不合格、不採用からの再起。
諦めずに他の道を見出して、さらに挑戦し続けるところが
「下町ボブスレー」と「クール・ランニング」の共通点です。
あ、そもそも「ボブスレー」が共通してましたね。
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しかもそのうえに、
ボブスレーのソリは大抵が超一流どころが開発しています。
ドイツはBMW。
イギリスはマクラーレン。
イタリアはフェラーリ。
アメリカはNASA。(って次元が違うわ)
そこに、ジャマイカは大田区の町工場って。
これまた世界とレベルの違いが。
でも、なんだかスゴイ可能性が息づいていそうな気がしませんか?!
下町の中小企業の挑戦を描いたドラマ「下町ロケット」を彷彿とさせる話です。
そんな日本の町工場や職人の技術の高さと、
ジャマイカ人の高い身体能力のコラボレーションを
氷の高速コースの上で見せつけて世界を驚かせて欲しいですね!
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