なぜかドーナツに群がる人々
かつて新宿駅から徒歩圏内に住んでいた私は、南口のサザンテラスを歩いて通勤していました。
そしてその頃、高島屋に繋がるブリッジのそばにあった、
客の気配が殆ど無かったイタリアンレストランが閉店し、
クリスピークリームが華々しく開店したのでした。
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もう、ついこの前とは大違いの連日大行列!
90分待ちなんてプレートを持った従業員が入場制限してるし!
しかも、あのデカイ箱を2段重ねでテイクアウトとか、
きっと客単価もスゴそう!
儲かってしょうがないわね〜。
しかし日本人はそんなにドーナツに飢えていたのか!
…んなわけないです。
当時そこでしか買えないというプレミア感と、
箱のアメリカ~ンなロゴがオシャレっぽくて、
おみやげとして持って行くとええカッコが出来るってとこでしょう。
クリスピークリームドーナツ日本上陸の裏事情
私は毎日のように店の前を通るくせに、一度も店に入ったことがなく、クリスピークリームドーナツを食べたことすらないまま、
店舗はどんどん増えて、もはや珍しくもなくなり、
飽きっぽい日本人は別のブームにたかっていくのです。
多い時には64店舗もあったクリスピークリームドーナツショップも、
今では50店舗を切っているようです。
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実はクリスピークリームは本国アメリカでも、
いきなりの急成長を遂げたはいいものの、
アメリカ経済の低迷と、健康志向による消費者離れが重なり、
あれよあれよと経営不振になったという前例があったのです。
しかもその経営破綻の後始末として、(資金回収のために)
日本に売りつけた形で上陸したという、堕ちたブランドなのです。
この構図、まるで問題だらけのオスプレイを、
相場よりも高く売りつけられた某国みたいです。(それも日本じゃ!)
いつまで日本はアメリカに弱いままなのでしょうか?
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